日本のドラマは本当に面白い。

昔から思っていましたが、最近はとくにそう強く感じます。

2022年10月現在、皆の関心を集めているドラマといえばやっぱり『silent』でしょう。

一瞬も無駄のないテンポの良いストーリー展開はもちろん、出演者の演技力が本当に素晴らしく、

普段なかなか涙を流すことのない私が、なんと毎話顔をぐちゃぐちゃにしながら見ています。

見るたびに感じることが多く、自分ならどうするか？と考えるのが楽しいですし、
放送の翌日に友達や家族と感想を言い合うのも大好きで、いろんな人と『silent』の話をするのが今の私のブームです。

私としては主人公の青羽紬ちゃんの言動はすごく理解でき、そりゃそうなるよね～と共感しかないのですが、私の友人は紬ちゃんの言動は許されない！ありえない！とかなりのご立腹の人が多いです。

当然なのですが、見る人の経験や性格によって感じ方が違い、応援するキャラクターが違うのがまた面白くて、辛く苦しい展開になればなるほど、ワクワクする自分がいます。

紬ちゃんの複雑な心境、苦しみ、迷いはすごくよく理解できるのですが、ドラマを見ていて1番思うことは『あそこまで本気で人に愛されるってすごいなぁ』ということ。

紬ちゃんが悩んでいるのに申し訳ないのですが、私は紬ちゃんのように他人に深く愛された経験がないので、正直かなり紬ちゃんがうらやましいです。

人を愛し、愛されるのは本当に素敵なことだと思いますし、その温かい思い出だけで自分を肯定し、強く生きていける気がするのです。まぁこれは完全に憶測ですがね。

こんな風に、この『silent』というドラマを見ると、さまざまなことを思い出し、考え、
うらやましくなったり、切なくなったり、苦しくなったりと、いろいろな感情の変化を楽しめるのがたまらなく好きで楽しいです。

やっぱり、日本のドラマは視聴者の心を揺れ動かすの上手いです。憎いほど、上手い。

30代、独身、どこにでもいる普通の会社員の私は仕事終わりにビールをぐいっと飲みながら、『silent』を見る。

そして、思いっきり泣いて、泣いて、スッキリしてお風呂に入って眠る。

このルーティンというか、流れが今の私を支えており、日々の楽しみになっているなぁと強く感じます。

だからやっぱり、日本のドラマは最高！

人生の楽しみをありがとう！と叫びたい気分です。